2016年も残すところあと2.5週間となりました!!
早いですね〜。
Kanakoyaの年末年始の営業は、下記の通りとなります。
お店をあったかくしてお待ちしてますよ♡
年末 12/28(水)まで
年始 1/4(水)から
日ノ出町駅前ワインバー、Kanakoyaです!
あっという間に12月!早いですねぇ。
2016年最後のイチオシワインは、王道のフランス、イタリアを選びました!
赤は「カルミニャーノDOCG」。
イタリア・トスカーナ州、フィレンツェから西に20キロほど行った、
カルミニャーノという地域のワインで、
サンジョベーゼ種ぶどうにカベルネ・ソーヴィニヨン種ぶどうを混ぜるように決められています。
これが決まったのは1533年に、メディチ家のカテリーナが、
のちのフランス国王アンリ二世に嫁いだことから、
ボルドータイプのワインがもたらされ、
その美味しさから、味わいの融合が図られたそうです。
DOCGの中で最も小さなエリアだそうですよ。
ミディアムボディで、程よい果実味と、柔らかなタンニンの、バランスの良い美味しさです。
白は「ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ・シュール・リー」。
こちらは王侯貴族の庭とも呼ばれる、フランスはロワール地方のミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ種ぶどうを使い、
シュール・リー製法で仕上げられています。
シュール・リーとはフランス語で「澱(おり)の上」という意味で、
主に白の辛口ワインに使われる手法。
ワインは醸造したあと、上澄みの液体と、下に溜まる“オリ”と呼ばれる沈殿物(酵母など)に分かれるのですが、
通常ならその上澄みだけをすぐに次の工程に進めます。
オリ特有の匂いなどがワインに移るのを防ぐためです。
しかしこの場合は、最長で翌年の6/30まで、
オリとワインをそのまま接触させておくのです。
こうすることで、オリの主体である酵母が自己分解して、
アミノ酸などの旨味成分がワインに溶け出し、味わいに深みや複雑さを与えるのです。
ワインって面白いですね!
ともあれ、どちらも美味しくて、ステキな夜のお供になること間違いなし!